阿蘇山が与えた豊後大野の大自然。

　内陸の豊後大野市では滝や渓谷といった美しい景観が旅人の疲れを癒します。数度にわたる阿蘇山の大噴火とその後の浸食によって豊かな景観が誕生しました。幅120m、高さ20mにもなる「原尻の滝」は雄大そのもの。「岩戸」と呼ばれる渓谷では崖から飛び出すように鉄道橋が走る絶好の撮影スポットになっています。水墨画が有名な雪舟が描いたことで知られる「沈堕の滝」やホタルの名所でもある「白山渓谷」も魅力的です。

リアス式海岸が産み出す佐伯の原風景。

　佐伯市街の目の前にある島「大入島」では魚釣りやサイクリングを楽しめます。「豊後二見ヶ浦」では海に浮かぶ2つの岩が巨大なしめ縄で結ばれ、その間を昇る日の出が有名です。日向灘を見下ろす「空の公園」では運が良ければ遠く離れた四国の山々までを見渡すことができます。